樹里亜ちゃんが、駒を指さして、何か気にしてる様子。
お母さんが耳を寄せて聞き取っています。
「このマークも、何か、すてきだって?」
紋章お母さんが耳を寄せて聞き取っています。
「このマークも、何か、すてきだって?」
ゲームの時の動かし方です。
「! ほんとにゲームができるんですか?
チェスの感じのインテリアかと思ってました。」
マスターは、樹里亜ちゃんの方に声をかけました。
「やってみようか。すごく興味ありそうだし。すぐ教えますよ。
10分で実戦ができるようにします。お母さんも、見ててくれますか?」
10分って言った?
実戦出来るまで、ですか?
こういうのは、3時間はかかりますよ?
マスター、日本人なのに、実はかなりアグレッシブですねぇ。
ほんとに、10分?
「ほんとにほんとですよ。うちでしかできないことです。
ギネスブックに載せてよ、なんて。なんかうまい手、ありませんかね?」
と余裕で笑ってみせるマスター。
さて、樹里亜ちゃんは、進んでやりたいとは言わないけど、
ほんとに、キラキラした物に触っちゃっていいの?って
遠慮してた、ということだったみたいです。
マスターが「こっちに座って」と促すと、すなおに座りました。なんかうれしそうです。
マスターが自分の側をどんどん並べました。次は向かい側、樹里亜ちゃんの方を。
これで準備は出来上がり。ここから、速習ルーチンのスタート。
-------------------------------------
速習ルーチンの詳細は、企業秘密扱いとさせていただきます。
この術を使いこなせるのが、まほうじゅを全て知り尽くした考案者の証明、ということで、
盗作防止策ということにしています。
まほうじゅのルールをこのブックで詳しく説明するのは省略させていただきます。
踏み込み過ぎると、将棋入門書1冊分書くことになります。
市販の将棋入門の本を参照してください。ルールは全く同じです。
または、10分の入門法が当方の喫茶店にはありますから、お訪ねください。
いつでもお見せします。
-------------------------------------
マークにのっとって、ただ駒を動かす他に、
駒を取る(=敵の駒がいるマスへ動かす)ルールを説明する場面。と、お母さん、
「それで、たくさん取った方が勝ちですか?」
そうきましたか。それも想定のうちなので、マスターは冷静に説明します。
「<玉>を取れば勝ちです。たくさん取るのは、直接は、勝ちと全く関係ありません。
取った駒も戦力になるので、たくさん取れれば有利には違いないけど、フフ・・・。」
マスターはなぜか、いたずらっぽい含み笑い。お母さんは気になる様子。
入門の手引きはお構いなしに続きます。
いつの間にか、おじいちゃんが来て見ています。
*********************************
ひと口、深いりCafe
「たくさん取った方が勝ちですか?」
習いながらこう聞く人も多いですね。
そんなにせっかちに聞くこともないんですけど。
勝ちと認められるのは、1つの目標<玉>への到達だけ。
いくら宝をため込んでも勝ちではないのです。
目標に向かう戦力が増すわけだから、ふつう、勝ちに近づくことではあるけど。
一方が、優勢で余裕が出て、儲けることに熱心になる時、
最終目標に向かう執念が、負けたくない相手の方がまさって、
お互いの指し手にもそれは表れて、ついには逆転負け、というのは、よく起こるんです。
こうして、実は「儲けに目がくらむ」って大変な罪だと思い知らされる。
これが、このゲームのすごい特徴です。
世の中、金がものを言うんだよ。儲けることが大事なんだよ
と思ってる人も多いこのご時世。
しかし、金は目をくらます という言い方は世の中に生きています。
勝ち組って、無いんです。ひと時、持ち金の状況がいいだけ。
目がくらんだから財力を達成に生かせず転落した人も珍しくありません。
負け組も、無いんです。ひと時、つまずいただけ。
自分なりの状況から力を蓄えて達成をつかむ人も珍しくありません。
そのメカニズムを明確に説明できるカルチャーを、
日本チェスの他に知りません。
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チェスの感じのインテリアかと思ってました。」
マスターは、樹里亜ちゃんの方に声をかけました。
「やってみようか。すごく興味ありそうだし。すぐ教えますよ。
10分で実戦ができるようにします。お母さんも、見ててくれますか?」
10分って言った?
実戦出来るまで、ですか?
こういうのは、3時間はかかりますよ?
マスター、日本人なのに、実はかなりアグレッシブですねぇ。
ほんとに、10分?
「ほんとにほんとですよ。うちでしかできないことです。
ギネスブックに載せてよ、なんて。なんかうまい手、ありませんかね?」
と余裕で笑ってみせるマスター。
さて、樹里亜ちゃんは、進んでやりたいとは言わないけど、
ほんとに、キラキラした物に触っちゃっていいの?って
遠慮してた、ということだったみたいです。
マスターが「こっちに座って」と促すと、すなおに座りました。なんかうれしそうです。
マスターが自分の側をどんどん並べました。次は向かい側、樹里亜ちゃんの方を。
これで準備は出来上がり。ここから、速習ルーチンのスタート。
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速習ルーチンの詳細は、企業秘密扱いとさせていただきます。
この術を使いこなせるのが、まほうじゅを全て知り尽くした考案者の証明、ということで、
盗作防止策ということにしています。
まほうじゅのルールをこのブックで詳しく説明するのは省略させていただきます。
踏み込み過ぎると、将棋入門書1冊分書くことになります。
市販の将棋入門の本を参照してください。ルールは全く同じです。
または、10分の入門法が当方の喫茶店にはありますから、お訪ねください。
いつでもお見せします。
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マークにのっとって、ただ駒を動かす他に、
駒を取る(=敵の駒がいるマスへ動かす)ルールを説明する場面。と、お母さん、
「それで、たくさん取った方が勝ちですか?」
そうきましたか。それも想定のうちなので、マスターは冷静に説明します。
「<玉>を取れば勝ちです。たくさん取るのは、直接は、勝ちと全く関係ありません。
取った駒も戦力になるので、たくさん取れれば有利には違いないけど、フフ・・・。」
マスターはなぜか、いたずらっぽい含み笑い。お母さんは気になる様子。
入門の手引きはお構いなしに続きます。
いつの間にか、おじいちゃんが来て見ています。
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ひと口、深いりCafe
「たくさん取った方が勝ちですか?」
習いながらこう聞く人も多いですね。
そんなにせっかちに聞くこともないんですけど。
勝ちと認められるのは、1つの目標<玉>への到達だけ。
いくら宝をため込んでも勝ちではないのです。
目標に向かう戦力が増すわけだから、ふつう、勝ちに近づくことではあるけど。
一方が、優勢で余裕が出て、儲けることに熱心になる時、
最終目標に向かう執念が、負けたくない相手の方がまさって、
お互いの指し手にもそれは表れて、ついには逆転負け、というのは、よく起こるんです。
こうして、実は「儲けに目がくらむ」って大変な罪だと思い知らされる。
これが、このゲームのすごい特徴です。
世の中、金がものを言うんだよ。儲けることが大事なんだよ
と思ってる人も多いこのご時世。
しかし、金は目をくらます という言い方は世の中に生きています。
勝ち組って、無いんです。ひと時、持ち金の状況がいいだけ。
目がくらんだから財力を達成に生かせず転落した人も珍しくありません。
負け組も、無いんです。ひと時、つまずいただけ。
自分なりの状況から力を蓄えて達成をつかむ人も珍しくありません。
そのメカニズムを明確に説明できるカルチャーを、
日本チェスの他に知りません。
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