2010年1月18日月曜日

まほうじゅ的せけんばなし

チェスって、なあに?

**とは何か?という時、内容を分析して答えないといけません。

ムード、感じ、雰囲気、ではダメ。

チェスは、正真正銘、戦いの中で駒の兵士が死んでいく、戦争ゲームです。


日本のチェスって?

**とは何か?という時、内容を分析して答えないといけません。

ムード、感じ、雰囲気、ではダメ。

将棋の駒は取引されるけど、戦死しない。将棋を知る誰もが知ってること。

将棋は、だから、最初から戦争、いくさのゲームじゃないことになります。


人間の本性って、怖い

まほうじゅは、大事な物いっぱい、その取引で動く社会の誠実に描写した作品。

将棋には、人間のおぞましい性分からくる誤解が、長年付きまとっていたようです。

なるべく戦争に見立てたかったらしいですね。

ホントは、自分で知ってて制御しないといけない  人間の凶暴さ  を

如実に表しています。あなたは、将棋は、いくさのゲームだと思ってました?


もったいない、という独特の美徳。

世界にチェスの仲間はたくさんいますけど、

どれも、取られた駒が排除される 戦争 。 例外は、日本だけです。

戦争の要領を知りたければチェスの仲間の、日本の以外。

世間の要領を知りたければ日本チェスに精通すればいい。

いつもそう教えています。

持ち駒活用ルールは、もったいない、と思っただけだと思うんだけど。


かわいい子の悪手

物を知らない、子供の過ち。叱られるようなことは、本人がそうとわかるように、

ちゃんと叱りつけてますか?それとも、叱るなんて、かわいいわが子がかわいそう?

もし、叱られるようなことだとわからないまま育ったら、もっとかわいそうじゃない?

お母さんの感情は叱りたくなくても、世間の刑法は承知しませんから。



うちでまほうじゅ入門してくれた方は、うちの子どもみたいなもので、

この局面での応対がわかっていないようなら、

かわいそうだから手加減するよりは、後で解説してあげることが前提で、

はっきりわかるようにやっつけよう、と心がけています。

やられるような悪手だとわからないまま育つ、かわいそうなことの無いように。


ちなみに、叱り方を誤るのは、それがまたとがめられる過ちということに。

大人なら、的確に叱ること。躾と称した暴力はもってのほか。罰せられますぞ。




今、取った敵の駒を、向きを反対にすると、味方の誰かと同じになります。

敵とは、味方になる可能性。今、向きが違うこと。どう仲間にするかが大事。

味方とは、敵になる可能性?

自分の考えや行いが甘い時、思いがけず味方が敵になることがあります。

だ か ら、テキトーに生きちゃダメなんです。


人生の中の辛い時間

圧倒的に不利。負けても仕方ないけど、せめて、起死回生を狙う方法。

決して、短気を起こして暴発しないこと。辛抱すること。

ちょっとの隙に、チャンスの種を巻いて、反撃の「時」をじっと待つこと。

ウラを返せば、「好事、魔多し」と言います。良い時には仕上げまで慎重に。

その好事の「魔」が、不利な自分にとって、その「時」。


人生ゲームのコツ人生のコツ

本格的な作業の前に、ホントに大事な物は安全を確保しなさい。

から始まって、伝えたいことは尽きないのですが、

枝葉末節まで言おうとするときりがありません。



人間は蛍?

人間は生き物だから、まほうじゅのシンボルピースの中では、蛍に該当します。

これを上手に使うのが勝つコツです。

権力者の願望で言えばそう思うかもしれないけど、人間はそこにはいません。

人間は、ボードと駒をはさんで、あなたの向かい、対等な位置にいます。

間違ってたら、的確にとがめる行動でわからせますが、指したことは否定しないのです。

その人の考え、それに由来する行動そのものは、すべて尊重するのです。

それより、自分のことばかり尊重したい。けっこう、みんなもそう。そしたら・・・、

ほらね。快適に生きるコツに背いているし、だから、社会が歪んでしまうのです。


人間の幸福の真実

人間を尊重することに尽きるんじゃないかと思うのです。

それが人間にとって当然なら、

私だって、あなただって、誰だって、尊重されて生きていられるんだから。

でも。人間に危害、損害を加える気になれる、人間そっくりな ひとでなし。

これにだけはならないように。尊重の対象から外れないように。

今、なぜ人間が幸福から遠いのか。それは、

人間への尊重が損なわれてるから。自分とお金が尊重されているから。



まほうじゅ(真宝珠)という名前

人に聞かれたら、表向きには、

「いろんな宝珠の行き交うゲーム。中でも最も大切な真の宝珠

 取られたら終わり、の『玉』を意味します。」 と答えていますけど、


私にこんな理念をくれた文化を、

光る石なんか問題じゃない、本当の宝(真ノ宝珠)だと思っています。
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自己紹介

自分の写真
弘前市, 青森県, Japan
蛍の駒。ふだんはチェスの駒としてがんばっている。

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