2回目に樹里亜ちゃんを負かしてから、おじいちゃんとのゲームを勧めました。
「えー?」と戸惑うおじいちゃん。マスターはお構いなしに
かわいいシートを選んでセッティング。
樹里亜ちゃん好みでおじいちゃんは不慣れ。これはハンデです、とやり込めて
樹里亜ちゃんには、おじいちゃんが動かし方間違えたら教えてあげてね、と言って、
おじいちゃんに樹里亜ちゃんの相手をしてもらいます。
将棋を知ってるおかげで、女のお孫さんとこうやって差し向かいで遊べるとは。
おじいちゃん、気分悪いはずがありません。もうデレデレ。しかも、
「おお?一応、やれるようになってるんじゃないか?こんな短い時間に?・・・。」
と驚いた様子。
ほおらね。こんなに,歳も、性別も違う人同士でだって、平気。
女だから、年輩だから、なにだから、関係なく、同じ条件でプレイできるんです。
「マスターには私、挑戦してもいいですか?作戦、思いつきましたよ?」
国籍さえ、超えた!年代も性別も越えて、今また、国籍を!
一人ご満悦のマスターでした。
お母さん、もちろん、歓迎です。こっちでも次のゲームいたしましょう。
娘さんに負けず劣らず、ハマった様子。
いつの間にか、お父さんが立って見に来ていました。
お母さんに、ゲームに関連するおはなしをいろいろとしていたら、
それは、お父さんのすぐ真後ろで言い続けていたことになっていたのです。
マスターも別に、意図したわけではなかったんですが・・・。
ようやく、ただのゲームではない、と感じ取ってくれたのでしょうか?
この中に、いろんな意味が込められていること。
「パパ、私、これ、インテリアに、買ってもいいでしょ?」
「パパ」はまだ、いいとも、ダメ、とも答えません。
これは、世界を表現したアートなのか?と思っても、まだ半信半疑?
「キレイなものは好きなんです。でも、パパ、勝負事、きらいだから。」
お母さんが、その複雑な表情の意味を代弁します。
「勝負事じゃありません。ならいごとです。」
********************************
ひと口、深いりカフェ
勝負事は嫌い、と公言する人も多いですね。「勝負」にどんなイメージを持っているのか。
誰かを負かして嬉しがること。または、負かされて腹が立つのもいや。
しかし、勝負って? 勝負しないで生きている人はいない、のではないですか?
決まった時間までに会社に行くのも、納期までに仕上げるのも自分の勝負。
家事のスケジュールをやりくりして家族分の弁当を時間内に作れるかも勝負。
どっちもしない人は、自分の重い病と闘っているかもしれません。
誰かを負かす快感がほしい、ばかりが勝負じゃないんです。
成功するかどうかが自分の勝負。
中には、成功の障害がたまたま「対立する他の誰か」なこともある。それだけ。
ミニ「世の中」で生き残るドラマは、他人の動きへの反応も含めて
世の「ならい」に大きく背いた方が負けるようになっています。
だから、こういうタイプの人に必ず言っていること。
これは、勝負事じゃありません。「ならい」ごとです。
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「えー?」と戸惑うおじいちゃん。マスターはお構いなしに
かわいいシートを選んでセッティング。
樹里亜ちゃん好みでおじいちゃんは不慣れ。これはハンデです、とやり込めて
樹里亜ちゃんには、おじいちゃんが動かし方間違えたら教えてあげてね、と言って、
おじいちゃんに樹里亜ちゃんの相手をしてもらいます。
将棋を知ってるおかげで、女のお孫さんとこうやって差し向かいで遊べるとは。
おじいちゃん、気分悪いはずがありません。もうデレデレ。しかも、
「おお?一応、やれるようになってるんじゃないか?こんな短い時間に?・・・。」
と驚いた様子。
ほおらね。こんなに,歳も、性別も違う人同士でだって、平気。
女だから、年輩だから、なにだから、関係なく、同じ条件でプレイできるんです。
「マスターには私、挑戦してもいいですか?作戦、思いつきましたよ?」
国籍さえ、超えた!年代も性別も越えて、今また、国籍を!
一人ご満悦のマスターでした。
お母さん、もちろん、歓迎です。こっちでも次のゲームいたしましょう。
娘さんに負けず劣らず、ハマった様子。
いつの間にか、お父さんが立って見に来ていました。
お母さんに、ゲームに関連するおはなしをいろいろとしていたら、
それは、お父さんのすぐ真後ろで言い続けていたことになっていたのです。
マスターも別に、意図したわけではなかったんですが・・・。
ようやく、ただのゲームではない、と感じ取ってくれたのでしょうか?
この中に、いろんな意味が込められていること。
「パパ、私、これ、インテリアに、買ってもいいでしょ?」
「パパ」はまだ、いいとも、ダメ、とも答えません。
これは、世界を表現したアートなのか?と思っても、まだ半信半疑?
「キレイなものは好きなんです。でも、パパ、勝負事、きらいだから。」
お母さんが、その複雑な表情の意味を代弁します。
「勝負事じゃありません。ならいごとです。」
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ひと口、深いりカフェ
勝負事は嫌い、と公言する人も多いですね。「勝負」にどんなイメージを持っているのか。
誰かを負かして嬉しがること。または、負かされて腹が立つのもいや。
しかし、勝負って? 勝負しないで生きている人はいない、のではないですか?
決まった時間までに会社に行くのも、納期までに仕上げるのも自分の勝負。
家事のスケジュールをやりくりして家族分の弁当を時間内に作れるかも勝負。
どっちもしない人は、自分の重い病と闘っているかもしれません。
誰かを負かす快感がほしい、ばかりが勝負じゃないんです。
成功するかどうかが自分の勝負。
中には、成功の障害がたまたま「対立する他の誰か」なこともある。それだけ。
ミニ「世の中」で生き残るドラマは、他人の動きへの反応も含めて
世の「ならい」に大きく背いた方が負けるようになっています。
だから、こういうタイプの人に必ず言っていること。
これは、勝負事じゃありません。「ならい」ごとです。
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